2026年8月27日(木)、イタリアの毛織物メーカー REDA(レダ)の2026コレクション発表レセプションが東京・港区のランボルギーニ芝ショールームで開かれ、弊社(尾上繊維株式会社/ダンカン)から商品部副部長の榮岩和久が参加いたしました。
弊社がREDAのレセプションに招かれるのは、7月に弊社社長が出席した「創業160周年記念レセプション(駐日イタリア大使館)」に続いて2度目です。前回はREDAとの関係についてお伝えしましたので、今回は、ダンカンの店頭に並ぶ生地を選んでいる商品部が当日何を見てきたのかを中心にご報告します。
開催概要
レセプションは16時から、「Reda, more than a fabric」と題して行われました。会場はランボルギーニ芝がショールームを提供したもので、車両の並ぶフロアの中央にREDAのネイビーのバックドロップが立ち、その脇に生地の展示テーブルが設けられていました。

プログラムは、REDAによるブランドプレゼンテーションと、2026年春夏・秋冬コレクションの展示の二部構成でした。
プレゼンテーションで語られたこと
REDAは1865年、イタリア北部ピエモンテ州ビエラ県で創業した毛織物メーカーです。プレゼンテーションでは、まず160年の歩みが年表で示されました。
1919年に現在のオーナー一族であるボット・ポアラ家が工場を引き継いだこと、1968年の洪水で被害を受けながら再建したこと、1993年にニュージーランドで最初の牧場を取得したこと。
そして、原毛の飼育からビエラの自社工場での梳毛(そもう)、染色、紡績、製織、仕上げ、最終検査までを自社で管理する現在の体制に至ります。REDAはこれを「from sheep to shop(羊から店舗まで)」と表現していました。
後半で時間を割いて語られたのが、B Corp認証についてです。
B Corp認証は、米国の非営利団体B Labが企業の環境・社会面の取り組みや透明性を評価する制度で、REDAは2020年2月にこれを取得しています。
公式サイトでは「イタリアの繊維企業として初めて」の取得と発表しており、その背景として、従業員向けの福利厚生制度、労働安全衛生のISO 45001認証、2004年から運用している環境マネジメントシステム、2007年から続くニュージーランド産ZQ認証ウール(ミュールジングフリー)の調達などを挙げています。
参考(REDA公式サイト):Reda becomes the first B Corp textile company in Italy
店頭では、生地を手に取って風合いや光沢を確かめていただけますが、その生地がどんな環境で、どんな人の手で作られているかまでは、なかなかお伝えする機会がありません。
今回、作り手から直接その説明を聞けたことは、生地を選ぶ側にとって意味のある時間でした。
展示された2026コレクション
展示テーブルには、2026年春夏・秋冬のバンチブック(生地見本帳)が用途別に並んでいました。
スーツ用は150'sと130's。ジャケット用はMILANO JACKET、FLANNEL JACKET & SUIT、WOOL SILK LINEN JACKET。このほかセレモニー用、シャツ・ジャージー用の見本と、裏地・ボタンの見本もありました。
参加した榮岩のコメント
-プレゼンテーションで、原毛の飼育から最終検査までをREDAが自社で管理していることを改めて確認できました。生地を選ぶ側からすると、こうした背景を作り手から直接聞ける機会は貴重です。2026コレクションについては、今回見た内容をもとに、プレミアムラインでご用意する生地の検討を進めていきます。
ダンカンで選べるREDAの生地
ダンカンでは、最上位の「プレミアムライン」(66,000円〜・税込)でREDAの生地をお選びいただけます。
REDAが弊社のために織り上げた別注生地「REDA Exclusiveモデル」(66,000〜77,000円・税込)は、春夏・秋冬それぞれのシーズンでご用意しています。
ダンカンの店舗には、バンチブックのほかに、スーツ1着分にカットした「着分」の生地を置いています。REDAの生地も、実際に広げて光沢や落ち感、顔映りを確かめながら、ほかの生地と並べて比べることができます(ご用意は店舗により異なります)。プレミアムラインの中でどれを選ぶか、この生地でどんな一着になるか、店舗スタッフにお気軽にご相談ください。
[REDAのバックドロップ前で、レダ ジャパン会長(右)と並ぶ弊社商品部副部長・榮岩和久(左)]
REDAについて
- 法人名:Successori Reda S.B.p.A.
- 創業:1865年(イタリア・ピエモンテ州ビエラ)
- 公式サイト:https://www.reda1865.com


