衿はスーツの顔
スーツの顔ともとれる大事な箇所、衿(ラペル)。
衿巾や衿先の形状を変えることで様々の変化を楽しむことができます。
一般的なノッチドラペルでも幅が細いラペル(ナローラペル)、逆に広いラペル(ワイドラペル)などにすることによって、見た目の印象はガラリと変わります。
DANKANでは体型によって衿巾を設定するグレーディング式を採用していますが、あえて通常7㎝のラペル巾を8㎝などに設定することも可能です。
ラペル巾が6㎝~7㎝だと、優しくシャープで洗練されたブリティッシュな雰囲気に。
70~80年代アルマーニや、初代007のボンドスーツのラペルなどがまさにそれにあたります。
次にラペルが広いジャケット。
国産ネクタイの大剣巾が7㎝~8㎝巾企画として、それ以上に広く設定したラペルがワイドラペルです。
ラペル巾を広くすると胸回りから上が強調されるので、より男性的かつ構築的なジャケットに。
さらに言えば貫禄さえ感じさせます。
ラペル巾は体型(号数)によって設定する意匠寸です。
しかし、思い入れのある映画俳優や好きだったブランドにラペル巾を寄せたり、または生地の柄(チョークストライプやウィンドペン)に合わせ仕立てたり、それらもオーダースーツの楽しさではないでしょうか。
~おまけ~
<ピークドラペル>
ピークドラペルはオプション価格でのご案内ですが、ハリウッドスターをはじめ世界中から愛されるクラシックなデザインです。
今秋、オーダースーツをご検討されているお客様はぜひ店舗スタッフまでご相談ください。