HISTORY ダンカン誕生の歴史
九州の水際の地・福岡から全国へ
1978年、福岡は博多、下川端町という場所でダンカンは創業しました。
ここは古くから九州の水際の地ということで流通の拠点として栄え江戸末期には泊屋、代呂物店、呉服屋といった様々な商屋が立ち並び繁栄を極めました。
そして戦後には繊維卸問屋街として一時代を築きます。
そんな博多織屋の香りがかすかに残る地で弊社は紳士服オーダー専門店の看板を掲げました。
創業当初は特定の店舗を持たず、いわゆるクローズドマーケット(法人専用向け販売)で徐々に販路を確立していき、そしてついに1987年の秋に小売店1号となる福重店を開店し、幾多の曲折を経て現在に至ります。
OBSESSION 反物仕入れのこだわり
“届けたい”想い “つくりたい”想い
シーズンごとに専属バイヤーがヨーロッパへ赴き、直接生地の仕入れを行っております。
直接買い付け
通常多く行われているようなブティックやオフィス内で商談を行うのではなく、はた織り工場や反物倉庫へ直接足を運び一反一反、この目で厳選し買い付けを行っています。
こうしたエージェントを通さない仕入れのため、当然生地はカットなどされていない巻芯に巻かれたそのままの反物の状態なのです。その代わり一般市場に比べかなり安く仕入れられるのです。
時間と手間
今やほとんどのオーダースーツショップは、バンチブックと呼ばれる見本帳やスワッチで生地を選ぶようになっており弊社のように、お店に現物の生地を置いている店はとても珍しくなりました。
お客様が実際に手に取り、肩にかけ、顔映りを見ていただく、手間も時間も場所もかかるこの”反物仕入れ”は、こうして卸売業者としてスタートし今日まできた、ダンカンの歴史と誇りそのものなのです。
他社との生産ルート比較
MATERIAL 高品質な生地・素材
一反ものの希少な生地
当社バイヤーがイタリアやイギリス等へ足を運び、一点一点を直接見て生地を選んでいます。
さらには、輸入された生地を店頭に並べる為には1着分にカットしたり各店舗へ振り分けたりと大変時間がかかります。輸入から店頭に飾る準備までをダンカン社員の手で行い希少価値のある生地をお作りしています。
多種多様な機能
夏は涼しく、冬は暖かく。また柔らかく動きやすい、フィット感がありしっくりくる。このような声にお応えするためにDANKANの生地は多種多様なものをご用意しております。
夏向けには防湿性に優れた涼感のある生地、冬向けには保温性があり重く厚い生地など四季やシーンに合わせた生地をお選びいただけます。
様々なカラーからコーディネート
DANKANの生地はカラーも充実しています。スーツのカラーはご利用シーンに合わせて選ぶことが大切です。
ビジネスシーンや就職活動であればネイビー系やブラック系、プライベートでオシャレに着こなしたい場合はブラウン系やベージュ系、フォーマルであればブラック系などご利用シーンによってカラーの選択は変わってきます。
ARIES FACTORY 自社工場
長崎県平戸市紐差(ひもさし)町の小高い山の上に自社工場『アリエス』はあります。
2014年にオーダー専門の縫製工場としてダンカングループの自社工場となりました。