フレッシャーズのための2着目のスーツ選び方 - DANKAN

DANKAN MAG

DANKAN コラム

DANKAN コラム

フレッシャーズのための2着目のスーツ選び方

フレッシャーズのための2着目のスーツ選び方

来春の就職に向けて、これからフレッシャーズスーツを用意する人も多いと思いますが、スーツは2着以上、持っておくことをおすすめします。なぜなら、1着しか持っていないとすぐに傷んでしまいますし、不衛生なスーツではビジネスマナーとしても失礼にあたるからです。
そこで今回は、社会人のたしなみとして「2着目のスーツの選び方」をご紹介します。

清潔感を保つには、最低でも2〜3着のスーツが必要

清潔感を保つには、最低でも2〜3着のスーツが必要

ビジネスシーンにおいて、見た目の印象はとても大切です。出会った瞬間のほんの数秒で第一印象は決まり、信用に値するか否かを瞬時に判断されてしまいます。この瞬間の印象の良し悪しが「身だしなみ」によって大きく変わってくるのです。つまり、清潔感のあるスーツをきちんと着こなしていれば、それだけで信用度はアップします。
ただ、スーツは毎日着用していると、汚れたり臭いが付いたりすることは避けられません。また、同じスーツを続けて着用すると傷みやすく、1着しかスーツを持っていなければ、常に清潔感ある見た目をキープすることは難しいでしょう。
そのため、清潔感を保つには、スーツを最低でも2〜3着持っておき、上手に着回すことが望ましいのです。

2着目のスーツを購入する際、押さえておきたいポイント

2着目のスーツを購入する際、押さえておきたいポイント

では、2着目のスーツを購入する際、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?以下、お伝えします。

1.色

1着目には黒を選ぶのが定番ですが、2着目としておすすめなのがブラックネイビーや、やや明るめの紺。どちらも控え目な印象で無難な色です。ブルー系の色は、見る人に冷静さとフォーマル感を与えます。また、グレイも良いでしょう。ダークグレイやチャコールグレイといった、黒より少し明るめの色が2着目には適しています。

2.柄

フレッシャーズのスーツの柄として好ましいのは無地。1着目に無地を選び、2着目では差別化したいなら、織り地柄を選ぶと良いでしょう。派手な印象にも見えません。

3.コーディネート

2着目のスーツと併せて、ワイシャツやネクタイも増やせば、コーディネートの幅が広がります。ワイシャツは、白かブルーの無地、もしくは柄が目立たない程度の細いストライプ柄を。そして、ネクタイは、ブルー系や色味を押さえた赤系の無地、ストライプ、ドット、小さな柄などを揃えておきましょう。

フレッシャーズのスーツスタイルは「清潔感」と「好感度」を意識して

新入社員とはいえ、企業の一員、社会人の一員です。周囲からの信頼を得るために、見た目にも気を配りましょう。身だしなみは「相手への心配り」ともいわれ、外見を装うことは相手への礼儀でもあります。フレッシャーズのスーツスタイルで意識すべきは「清潔感」と「好感度」です。格段に高価なスーツを購入する必要はありませんので、手頃なものを2〜3着購入し、着回して「清潔感」と「好感度」を保つようにしましょう。

筆者:太田久美子/イメージコンサルタント

カラーアナリスト&イメージコンサルティングライセンスを取得し、現在、有限会社カナルプランニング取締役。30年間のキャリアの中でパーソナルカラーコンサルティングは15,000人に上る。また、講演登壇回数3,000回の実績を持つ。

■HP:http://www.canal-planning.co.jp/

太田久美子