高い生地と安い生地の違い
スーツ生地の価格差はなぜ生まれるのか?
一口にスーツといっても、その種類はさまざまです。色やシルエットだけでなく、価格にも大きな差があります。
スーツの価格はブランドや仕立て、デザインによっても異なりますが、大きな要因のひとつが「生地」です。
一般的にはウールがよく使われますが、同じウールでも品質や織り方によって価格差が生まれます。
さらに、ウール以外にも多くの繊維素材が存在するため、オーダースーツを作る際には生地選びの知識がとても重要です。
今回は「高い生地」と「安い生地」の違いについて、素材や構造の面から解説します。
スーツ生地の価格は繊維の細さで決まる
スーツで最も一般的に使用される素材はウールです。ウール生地の価格に大きく関わるのが、糸に使われる「繊維の細さ」です。繊維が細いほど生地はなめらかで光沢感が増し、高級感も高まります。結果として価格も上がります。
繊維の細さは見ただけでは判断しづらいため、多くのスーツには「Super表示」と呼ばれる品質基準が記されています。Super100’s、120’s、150’sなどの表記があり、数字が大きいほど細い糸が使われていることを示します。
ただし、細ければ細いほど良いというわけではなく、繊維が細い生地は繊細で耐久性がやや落ちる傾向にあります。使用頻度や目的に応じた選択が大切です。
ウールの混率によって価格と機能が変わる

ウールは単体でも使用されますが、ポリエステルなどの化学繊維と混紡されることも多く、混率によって価格や機能性が変わります。
ウール100%の生地は高級品とされ、風合いや通気性に優れています。一方で、ポリエステルが50%などの混紡生地は比較的安価ですが、耐久性が高く、シワになりにくいというメリットもあります。
ポリエステル混紡は単なるコストカット目的だけでなく、機能性を高めるために選ばれる場合も多く、混率だけで価値を判断するのは避けるべきです。
ウール以外に使われる主な素材

オーダースーツではウールが主流ですが、それ以外の繊維も選択肢として存在します。それぞれの特徴を知っておくと、生地選びの幅が広がります。
カシミア
中国やイランに生息するカシミア山羊の毛を使用した繊維で、極めて柔らかく、上品な光沢があります。高級素材の代表格で、価格は高いものの、肌触りや見た目の美しさは抜群です。デリケートなため、取扱いには注意が必要です。
モヘア
アンゴラ山羊から採取されるモヘアは、滑らかさと通気性に優れており、強い光沢を持つのが特徴です。ウールと混ぜて使用されることが多く、春夏向けのスーツによく使われます。
ポリエステル
ポリエステルは石油を原料とする化学繊維で、非常に丈夫でしわになりにくいのが特徴です。ただし吸湿性が低く、蒸れやすい点には注意が必要です。日常使いに適した実用的な素材として多くのスーツに使われています。
まとめ:生地選びがスーツの価値を左右する
スーツに使われる生地は、その価格や品質、機能性に大きな影響を与えます。繊維の細さ、混率、素材の種類など、ポイントを押さえて選ぶことで、自分の用途に最適なスーツをオーダーすることができます。
オーダースーツを検討する際は、見た目だけでなく、生地の性質にも目を向けて選ぶことが重要です。
「なんとなく」で選んでいませんか?
- 肩幅は合うけど、袖が少し長い
- ウエストはちょうどいいけど、太ももがきつい
- 全体的に「まあ、これでいいか」
で決めてしまうサイズが合わないまま着続けると、見た目の印象だけでなく、着心地や動きやすさにも影響します。
「自分サイズ」という選択肢
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