オーダースーツの不安、原因は業界の「わかりにくさ」にあった

オーダースーツの不安、原因は業界の「わかりにくさ」にあった

「オーダースーツに興味はあるけれど、なんとなく不安で踏み出せない」

そう感じている方は、実はかなり多いようです。CUSTOM FASHION MAGAZINEが2024年に実施した調査によると、オーダースーツの購入経験がある人は全体の約3割。つまり、約7割の人がオーダースーツを作ったことがありません。

興味はあるのに踏み出せない。その原因は、オーダースーツ業界そのものの「わかりにくさ」にあると私たちは考えています。

この記事では、オーダースーツがなぜわかりにくいのかを整理したうえで、ダンカンが用意した「3つのライン」による解決策と、各ラインの特徴・選び方を詳しく解説します。

オーダースーツが「わかりにくい」のは、業界の問題

オーダースーツに対して「敷居が高い」「よくわからない」と感じるのは、知識がないからではありません。業界側の構造に問題があります。

価格がバラバラで、いくらかかるのかわからない

オーダースーツの価格は、2万円台から30万円以上まで幅があります。しかも、同じ「オーダースーツ」でも仕立て方や使う生地によって価格が大きく変わるため、単純な比較ができません。初めて調べた方が「結局いくらかかるの?」と混乱するのは当然です。

実際に、オーダースーツ購入経験者を対象にしたある調査では、購入時に経験した失敗談として「オプション料金が予想以上にかかった」が23.0%で2位にランクインしています。表示されている価格だけでは最終的な支払額がわからないという不透明さが、消費者の不安につながっています。

「価格が見えない」不安は、他の業界でも起きている

価格の不透明さが消費者トラブルを招く例は、オーダースーツに限った話ではありません。

たとえば着物業界では、「見るだけでいいから」と展示会に誘われて高額な契約を重ねてしまうケースが長年問題になっています。国民生活センターには、一人暮らしの高齢の方が呉服店の展示会で次々と高額な着物やジュエリーを契約し、毎月のクレジットカード支払いが30万円を超えていたという相談事例が報告されています。必要でもなく、着られる状態でもなかったにもかかわらず、断り切れずに契約してしまったというケースです。

着物も価格帯が数万円から数百万円と幅広く、消費者が「この商品の適正価格はいくらなのか」を判断しにくい構造があります。価格が見えない業界では、消費者は常に「損をしているのではないか」「必要以上に高いものを買わされるのではないか」という不安を抱えることになります。

オーダースーツ業界にも、同じ構造的な問題があります。価格帯が広すぎて相場がわからない、オプションで最終価格が変わる、生地の品質と価格の関係が見えにくい。これでは「なんとなく不安」という感覚が生まれるのも無理はありません。

「オーダー」にも種類がある

わかりにくさの原因はもう一つあります。オーダースーツには大きく分けて、パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3種類があるのですが、この違いが消費者に十分伝わっていません。

パターンオーダーは、既製品のサイズを微調整する方式で、手軽ですが体型補正には限界があります。イージーオーダーは、既存の型紙を組み合わせて体型に合わせる方式で、なで肩や猫背といった補正にも対応できます。フルオーダーは、個人ごとに型紙から作る方式で、フィット感は最も高いものの、価格も高くなります。

ダンカンはイージーオーダー方式を採用しています。体型補正にも対応できるフィット感と、手の届く価格帯を両立できる方式です。

ダンカンの答え:3つの価格帯で「見える化」する

こうした「わかりにくさ」を解消するために、ダンカンは公式サイトのリニューアルを機に、オーダースーツを3つの価格帯に整理しました。

ライン 価格帯(税込) コンセプト
エントリーライン 18,700円(税込)〜 コスパ重視・初めてのオーダーにもおすすめ
クラシックライン 43,780円(税込)〜 人気No.1の定番ライン・品質と価格のバランスが魅力
プレミアムライン 65,780円(税込)〜 最上級を求める方へ・ワンランク上の装い

「まず予算でラインを選ぶ → ラインの中から好みの生地を選ぶ」。この2ステップで、誰でも迷わずオーダースーツを始められます。オプション料金で最終価格が跳ね上がる心配もありません。生地ごとに設定された価格がそのまま仕上がり価格になる明瞭な料金体系です。

エントリーライン|18,700円(税込)〜

こんな方におすすめ

初めてオーダースーツを作る方、就活や新社会人でスーツが必要な方、毎日スーツを着る方で耐久性を重視する方、「まずは試してみたい」という方に特におすすめのラインです。

生地の特徴

エントリーラインの生地は、ウールとポリエステルの混紡素材が中心です。「ポリエステルが入っていると安っぽいのでは?」と思われるかもしれませんが、ポリエステル混紡にはしっかりとした理由があります。

ポリエステルを混ぜることで、シワになりにくく、耐久性が高く、自宅でのケアがしやすいという実用面でのメリットが生まれます。毎日スーツを着る方にとって、手入れのしやすさは重要なポイントです。

ストレッチ素材も用意されており、動きやすさを重視する方にも対応しています。2パンツセット(25,080円(税込)〜)を選べば、パンツのローテーションで1着のスーツをさらに長く着られます。

どのくらいの品質?

エントリーラインのオーダースーツは、量販店で3〜5万円程度の既製品スーツと同等以上の品質です。しかも、体型に合わせて仕立てるため、フィット感と耐久性では既製品を上回ります。18,700円(税込)からこの品質が手に入るのは、ダンカンが生地の直接買い付けと自社縫製工場を持っているからこそ実現できる価格です。

エントリーラインの詳細はこちら

クラシックライン|43,780円(税込)〜

こんな方におすすめ

品質とコスパの両方を求める30〜40代の方、ウール100%やインポート生地に興味がある方、「もう少し良いスーツが欲しい」と感じている方、人気No.1のラインを選びたい方におすすめです。

生地の特徴

クラシックラインでは、ウール100%素材やインポートブランドの生地が選べます。エントリーラインとの大きな違いは、生地の質感、光沢、着心地です。手に取った瞬間に「あ、違うな」と感じるレベルの差があります。

ダンカンで最も人気のある生地は「10month comfort stretch」(43,780円(税込))。オールシーズン対応のストレッチ素材で、真夏と真冬を除く10ヶ月間快適に着られることからこの名前がついています。2位の「Super120's EXTRAFINE WOOL」(54,780円(税込))は、きめ細かな光沢としなやかな肌触りが特徴のウール100%素材です。

耐久性を重視する方には「CORDURA COMBAT WOOL」(54,780円(税込))もあります。一般的なウールの約10〜14倍の摩耗強度を誇り、自転車通勤やリュック通勤で生地の擦れが気になる方に支持されています。

エントリーラインとの違い

エントリーラインは「実用性とコスパ」を重視した設計ですが、クラシックラインは「品質と実用性のバランス」が魅力です。ウール100%の生地を選べば、光沢感や肌触りが格段に上がります。既製品でいうと、百貨店の7〜10万円台のスーツに匹敵する品質です。

ダンカンで一番人気の理由

クラシックラインがダンカンで最も選ばれている理由は、「ちょうどいい」からです。品質は十分に高く、価格は手が届く。インポート生地も選べて、オールシーズン対応の素材も豊富。初めてのオーダーでも2着目以降でも、幅広い方に満足いただけるバランスの良さが人気の理由です。

クラシックラインの詳細はこちら

プレミアムライン|65,780円(税込)〜

こんな方におすすめ

管理職や経営に携わる方、大事な商談や節目の場面にふさわしい一着が欲しい方、エルメネジルドゼニアやロロ・ピアーナなど世界的ブランドの生地に興味がある方、スーツに妥協したくない方におすすめです。

生地の特徴

プレミアムラインで取り扱うのは、世界的に高い評価を受ける生地ブランドの素材です。エルメネジルドゼニア、ロロ・ピアーナ、スキャバルなど、名だたるブランドの生地を取り揃えています。

これらの生地は、原料となるウールの品質が根本的に異なります。繊維が細く均一で、織り上がった生地には自然な光沢と滑らかな肌触りがあります。袖を通した瞬間に体を包み込むようなしなやかさは、最高級生地ならではの体験です。

クラシックラインとの違い

クラシックラインとの違いは、生地の「格」です。クラシックラインでも十分に上質な生地を使っていますが、プレミアムラインの生地は原料の希少性、光沢の深さ、肌触りのなめらかさが一段上。着ている本人はもちろん、周囲にも品格が伝わる一着に仕上がります。

百貨店で同等クラスの生地でスーツを仕立てると、15〜20万円以上になることも珍しくありません。ダンカンでは65,780円(税込)からオーダーできるため、最高級生地をより身近に体験できます。

プレミアムラインの詳細はこちら

あなたに合うラインはどれ?|選び方ガイド

3つのラインを比較

エントリー クラシック プレミアム
価格帯(税込) 18,700円(税込)〜 43,780円(税込)〜 65,780円(税込)〜
主な生地 ポリエステル混紡、ストレッチ素材 ウール100%、インポートブランド、高機能素材 ゼニア、ロロ・ピアーナ、スキャバル等
おすすめの方 初めてのオーダー、コスパ重視、毎日着用 品質とコスパの両立、30〜40代ビジネスパーソン 管理職・経営層、大事な商談や節目の場面
既製品換算 量販店の3〜5万円台相当 百貨店の7〜10万円台相当 百貨店の15〜20万円台相当
2パンツセット 対応(25,080円(税込)〜) 対応 対応

迷ったときの選び方

「初めてのオーダーで、まずは試してみたい」 → エントリーラインがおすすめです。18,700円(税込)から始められるので、オーダースーツの体験としてリスクが低く、満足度は高いはずです。

「品質と価格のバランスを重視したい」 → クラシックラインがおすすめです。ウール100%やインポート生地が選べて、見た目・着心地ともにワンランク上。ダンカンで最も多くのお客様に選ばれています。

「大事な場面にふさわしい一着が欲しい」 → プレミアムラインがおすすめです。世界的ブランド生地の光沢と肌触りは、着る人の品格を引き上げます。

「正直、まだ決められない」 → 迷ったらクラシックラインをおすすめします。品質・価格・生地の選択肢、すべてのバランスが良く、初めての方にもリピーターにも満足いただけるラインです。また、店頭では実際に生地を手に取って比較できるので、来店してから決めるのも一つの方法です。

プロに相談しながら選びたい方は、来店予約がおすすめです

初めてでも安心して選べる理由

ここまで読んで「仕組みはわかったけれど、自分にできるだろうか」と思った方もいるかもしれません。オーダースーツには生地選びやデザインの決定など、既製品にはないプロセスがあります。ただ、それは一人で全部考えなければいけないという意味ではありません。

ダンカンでは、生地選びからデザインの決定まで、すべてのプロセスをスタッフが一緒に進めます。「こんなシーンで着たい」「予算はこのくらい」と伝えるだけで、最適な組み合わせを提案してもらえます。スーツの知識がなくても、初めてでも、何も困ることはありません。実際にダンカンで初めてオーダースーツを作る方のほとんどが「思ったより簡単だった」と感じています。

「仕上がりのサイズが合わなかったらどうしよう」という不安もあるかもしれません。ダンカンではお渡しから3ヶ月以内であれば全体の微調整が初回無料、パンツのウエストと股下の調整は1年間何度でも無料で対応しています。体型が変わっても柔軟に対応できる仕組みがあるので、初めてでもリスクは小さいです。

初回は来店での採寸が必要ですが、一度採寸すればデータが残ります。2回目以降は来店せずに、スマホやPCからオンラインで注文することも可能です。遠方の方には採寸サポートやオンライン接客も用意しています。

料金についても、ダンカンでは生地ごとに設定された価格がそのまま仕上がり価格になります。仕立て代やデザイン変更の追加料金はかかりません。裏地、ボタン、ステッチなどのカスタマイズも基本価格に含まれています。前述した業界調査で「オプション料金が予想以上にかかった」という失敗談がありましたが、ダンカンでは「最終的にいくらになるかわからない」という心配は不要です。

まとめ|3つのラインで、オーダースーツをもっと身近に

オーダースーツがわかりにくいのは、あなたのせいではありません。価格が不透明で、方式の違いが伝わらず、選択肢が多すぎる。それは業界の構造的な問題です。

ダンカンの3つのラインは、この「わかりにくさ」に対する答えです。18,700円(税込)から始められるエントリーライン、品質とコスパのバランスが魅力のクラシックライン、最上級の生地で仕立てるプレミアムライン。予算と目的に合わせて選ぶだけで、誰でもオーダースーツを始められます。

ダンカンは1978年に福岡・博多で創業したオーダースーツ専門店です。全国38店舗で展開しており、国内の自社縫製工場で1着ずつ丁寧に仕上げています。店頭ではスーツ一着分にカットされた実物の生地を手に取って確認できるので、仕上がりのイメージも湧きやすいはずです。

「まずは相談だけ」でも大歓迎です。スタッフが一緒に、あなたにぴったりの一着を見つけるお手伝いをします。

来店予約はこちら

エントリーラインを見る | クラシックラインを見る | プレミアムラインを見る

「なんとなく」で選んでいませんか?

既製品を買うとき、こんな経験はありませんか?

- 肩幅は合うけど、袖が少し長い
- ウエストはちょうどいいけど、太ももがきつい
- 全体的に「まあ、これでいいか」

で決めてしまうサイズが合わないまま着続けると、見た目の印象だけでなく、着心地や動きやすさにも影響します。

「自分サイズ」という選択肢

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dankanblog
オーダーなら、あなたの体型に合わせて一着ずつお仕立てします。

「袖丈をあと1cm短く」「肩まわりにゆとりを」
そんな細かな調整ができるのは、オーダーだからこそ。

袖を通した瞬間、「これが自分に合うということか」と実感していただけるはずです。

オーダー、思ったよりハードル低いんです

「オーダーって高そう」「時間がかかりそう」そう思っていませんか?
ダンカンなら:

✓  18,700円(税込)からオーダー可能
✓  採寸からお見積りまで約30〜60分
✓  知識ゼロでOK。スタッフが一からご案内します
✓  もちろん、相談だけでも大歓迎です

創業から40年以上、オーダースーツ専門店として10万人以上のお客様をお仕立てしてきました。その技術とノウハウで、スーツだけでなくジャケット、シャツ、ジーンズ、コートまであなたにぴったりの一着をお仕立てします。

「オーダーは初めて」という方も、
ご安心ください

経験豊富なスタッフが、あなたに合った一着をご提案いたします。

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