「できるビジネスマン」という言葉を聞いて、どのような人物を思い浮かべるでしょうか。
周囲から「この人は仕事ができそうだ」と思われる人は、イメージ戦略が上手くいっている可能性が高いです。
この記事では、信頼されるビジネスパーソンになるためのイメージ戦略について解説します。

私たちは普段、表情・服装・言葉遣い・振る舞いによって自分の印象をコントロールしています。
これを「印象操作」と呼びますが、ビジネスシーンでこの手法を活用することを「イメージ戦略」といいます。
できるビジネスマンと見なされる人は、誠実で勤勉、裏表がなくフェア、そしてそれらがにじみ出る自信を持っています。
たとえ全てが完璧に備わっていなくても、こうした印象を与える工夫は可能です。
ここからは、「振る舞い・コミュニケーション」と「見た目・服装」の2つの観点から、できるビジネスマンに見せる具体的な方法を紹介します。

自分では笑顔のつもりでも、他人から見ると無表情に見えることがあります。
普段の2割増しの笑顔を意識することで、親しみやすさや信頼感が高まります。
姿勢を正すことは、相手に与える印象を大きく左右します。
スペースを広く使った姿勢、いわゆる「パワーポーズ」(両足を軽く開き、胸を張り、両手を腰に)を取ることで、自信と安定感を演出できます。
落ち着いた声のトーンと、ゆっくりした話し方を意識しましょう。
頻繁な瞬きは落ち着きのなさを印象づけてしまうため注意が必要です。
語彙や敬語の使い方も、その人の教養や信頼性を判断される材料になります。新聞やNHKアナウンサーを参考にするとよいでしょう。

次に、見た目や服装についてです。できるビジネスマンに共通するのは、「きちんと感」がある服装です。
スーツ・ワイシャツ・ネクタイ・靴・ベルトといった基本アイテムを、清潔かつ正しい着こなしで整えることが大切です。
目立ちすぎる色柄やスタイルよりも、保守的で誠実に見える装いを心がけましょう。
欧米のトップビジネスパーソンに見られるような、シンプルで洗練されたスタイルも参考になります。
たとえば、白やパウダーブルーのシャツに、無地または小紋柄のネクタイを合わせるのが定番です。ネクタイの色はシーンに応じて選びましょう。
スーツの色は濃紺やチャコールグレーなど、暗めの色を選ぶことで、落ち着きと信頼感を演出できます。
ビジネスの現場では、「できるように見せること」も重要です。見た目を整えることで、自信が生まれ、行動や成果にも良い影響を及ぼします。
プライベートでは自由な服装を楽しんでも、オンタイムでは「どう見せたいか」を明確にし、目的に合わせた装いでパフォーマンスを高めることが、できるビジネスマンへの第一歩です。
筆者:城戸景子/イメージコンサルタント・ビジネスマナー講師
2008年よりミューズ・ブランディング・アカデミー株式会社代表 谷澤史子氏に師事し、ビジネスパーソンの印象戦略やマナーを学ぶ。2009年にSTUDIO STELLAを開設し、現在は「見た目」と「ビジネスマナー」の両面から、企業向け研修や個人コンサルティングを実施している。

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